仮想通貨やビットコインってよく聞くけど、よく分からないよ。
この記事ではそんな方に向け、分かりやすく仮想通貨とビットコインを解説していきます。
仮想通貨とは世界共通のデジタルマネーです。
世界中の取引所で売買されています。
数ある仮想通貨の中で、一番最初にできたのがビットコインで、2009年から運用がスタートしました。
取引所とは、インターネット上で仮想通貨を売買ができる場所のこと。
\ この記事で分かること /
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では早速見ていきましょう。
仮想通貨とは何か?
仮想通貨とはデジタルなお金であり、世界共通の電子マネーです。
特定の国が発行していない、という特徴があります。
インターネットを通じて、現金のように、モノやサービスの支払いに使うことができます。
そもそも通貨とは何か
通貨の特徴は3つあります。
- 交換できる
- 貯蓄できる
- モノの価値を測る
1つでも欠けていると、通貨とは言えません。
大昔の人が貝殻を通貨として使ったように、みんなが「通貨」と思えばそれが通貨になるよ。
皆が信用しているから、お金としての価値があるんだね。
仮想通貨とビットコインの違いとは
ビットコインは仮想通貨の1つです。
世界中には約15,000種類もの仮想通貨があります。
その中でも一番最初に作られたのがビットコインです。
ビットコイン以外の仮想通貨を「アルトコイン」と呼びます。
日本で取引できる仮想通貨は、たったの13種類のみ
仮想通貨と暗号資産の違いは何?
元々仮想通貨と呼ばれていましたが、2020年1月に金融庁が仮想通貨という呼び方を「暗号資産」に改めると発表しました。
なぜなら、仮想通貨の「通貨」という呼び方が、日本円やドルなどの通貨と混合されるのを避けるためです。
G20などの国際会議では「Crypto asset(暗号資産)」と言われているよ。
ただ、仮想通貨という呼び方が浸透しているので、このブログでも仮想通貨と表記しているよ。
仮想通貨と円やドルとの違いは?
主な違いは、円やドルは政府や中央銀行が発行・管理しているのに対し、仮想通貨は発行元・管理者がいません。
他にも主な違いは、以下の表の通りです。
円やドル(法定通貨) | 仮想通貨 | |
管理する人 | 政府や中央銀行 | いない |
実体 | 紙幣や硬貨 | なし |
価値や価格 | 物価に連動して決まる | 需要と供給により決まる |
取引場 | 銀行や証券会社 | 仮想通貨取引所 |
仮想通貨が管理者不在でも回るのは、システムそのものがプログラムに従い、通貨としての価値を生み出しているからだよ。
2009年1月に稼働を開始し、1度も止まることなく動いているってなんだか不思議だな。
円やドルは法定通貨
日本円やドルのように、国が発行する通貨のことを「法定通貨」と言います。
▼法定通貨の特徴は3つ
- 国が発行し、管理している
- 銀行でやり取りできる
- 値動きが小さい
法定通貨は、日本銀行が発行するため圧倒的に信用があります。
また、私たちが日常で使う日本円は、多くの人が所有しているので値動きは少なく安定しています。
中米エルサルヴァドルと中央アフリカ共和国は、ビットコインを法定通貨に採用したよ。
仮想通貨の特徴
仮想通貨には、主に3つの特徴があります。
▼仮想通貨の3つの特徴
- 発行元がいない
- 銀行を介さず個人間で送金できる
- 値動きが大きい
仮想通貨は管理する人がいないので、利用者で取引を監視する仕組みがあります。
また、相手のアドレスを知っていれば海外からでも24時間いつでも気軽に送金が可能です。
需要により常に価格が変わるため、値動きが大きいのも特徴です。
銀行を通さず送金できるので、送金手数料が格段に安いよ
仮想通貨をどう管理しているのか
日本円のように特定の国が発行、管理していない仮想通貨は、ネットワークに参加している人たちの手で管理します。
24時間365日行われている取引履歴を、参加者全員で共有する技術を「ブロックチェーン」と言います。
ブロックチェーン技術を使うと、不正なデータに書き換えようとしても、チェーン状で繋がる全てのデータを書き換える必要があるため不正が困難です。
「ブロックチェーン」は2008年に、ビットコインの生みの親、サトシナカモト氏が発明したよ。
日本人かも分かっていない、謎多き人だよ。
仮想通貨と電子マネーの違いは?
仮想通貨と電子マネーは全く別物です。
電子マネーとはSuicaやPasmo、WAONやnanacoなどです。
主な違いを表にまとめました。
【仮想通貨と電子マネーの違い】
仮想通貨 | 電子マネー | |
価格 | 変動する | 変動しない |
使用場所 | 世界中で使える | 日本のみ |
管理 | 管理者はいない | 発行元の企業 |
電子マネー自体は通貨ではなく、日本円に連動しているため、価格は変動しません。
一方仮想通貨は通貨そのものなので、仮想通貨の価値は日々変動します。
電子マネーは日本でしか使えないけど、仮想通貨は世界中で使えるよ
仮想通貨はどうやって手に入れるの?
仮想通貨を手に入れる方法は、大きく5つです。
- 自分で買う
- 誰かからもらう
- ポイントと交換する
- マイニングする
- 仮想通貨を貸し出して利子をもらう
それぞれ見ていきましょう。
自分で買う
スマホのアプリやパソコンで、取引所から仮想通貨を購入することができ、最も一般的なやり方です。
取引所により異なりますが、最低500円ほどから仮想通貨を購入できます。
取引所とは、インターネット上で仮想通貨を売買ができる場所のことだよ。
オススメの取引所は、今後別の記事で紹介していくよ。
誰かにもらう
24時間世界中どこにいても送金可能で手数料も銀行の海外送金に比べ、非常に安いのが特徴です。
スマホのアプリを使い、簡単に仮想通貨を送ることができます。
ポイントと交換する
貯めたポイントで、仮想通貨と交換することができます。
私もポイ活で貯めたポイントを、仮想通貨に交換しました。
ポイントを仮想通貨に変えた方法も、今後記事にしていくのでお楽しみに♪
マイニングする
ビットコインを掘り当てる(マイニング)し、報酬を得ることができます。
仮想通貨の取引を承認する複雑な計算作業に協力することで、報酬に新規発行された仮想通貨を得ることができます。
競争が激化しており、個人が気軽に参加するのはかなり難しいよ…
仮想通貨を貸し出して利子をもらう
仮想通貨を貸し出し、利子を貰うことができます。
仮想通貨の種類や預ける期間などにより、利回りも変わりますが、圧倒的に銀行預金より高いのが特徴です。
仮想通貨を保有しているだけだと勿体ないので、私は全ての仮想通貨を貸し出して10%前後の利息収入を得ているよ♪
貸し出して利息を得る方法も、今後記事にしていくよ。
仮想通貨まとめ
仮想通貨とは、特定の国が発行していない、世界共通の電子マネーです。
ビットコイン:一番最初にできた仮想通貨
アルトコイン:ビットコイン以外の仮想通貨の呼び方(約15,000種類ある/2022年5月現在)
また、円やドルなどの法定通貨と、仮想通貨の主な違いは「管理者」がいるかどうかです。
違いを表にまとめてみました。
円やドル(法定通貨) | 仮想通貨 | |
管理する人 | 政府や中央銀行 | いない |
実体 | 紙幣や硬貨 | なし |
価値や価格 | 物価に連動して決まる | 需要と供給により決まる |
取引場 | 銀行や証券会社 | 仮想通貨取引所 |
ニュースなどで耳にし、身近な存在になりつつある仮想通貨。
仮想通貨を正しく知ることで、詐欺に合わない安全な取引ができるようになります。
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